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「モーターフリー」マウス飼育ケージOptimice(R)のご紹介

エルエスジー(株)
市瀬 誠一

ローデントの飼育システムとして、個別の換気機構を備えたIVCケージは動物間の交差感染を防ぐことに優れており、且つケージ内部のアンモニアなどの濃度を低位に抑えるという利点を持っています。 一方で、導入価格や維持費用が一般的に高額になること、給排気装置から発生する振動、騒音、気流量の過多などが、実験動物にとってストレスの要因になるなどと指摘されることがあります。 

米国のアニマルケアシステム(ACS)社は、モーターやブロアーを一切必要としない一気流排気換気ローデント飼育システム(EVC)を開発し、販売をしてまいりました。 現在、世界で10,000万台余の「モーターフリー」マウス飼育ケージOptimice(R)が稼動していますが、その独自の機構がどのように「実験動物の飼育環境の良さ」と「経済性の高さ」を両立させているか、導入事例を用いて紹介をさせていただきます。


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